2021年2月19日金曜日に収録しました「よみがえる恭仁京」の海住山寺ライトアップの様子を特別配信でお届けいたします。

京都府ナイトツーリズム促進事業(お茶の京都DMO受託)

今回のライトアップイベント会場、3ヵ寺の最終地となります海住山寺。恭仁京跡から近く、また歴史的なつながりもあります。国宝に指定されている五重塔や境内のライトアップの様子をお届けいたします。

石段を登り山門をくぐると目の前に広がるのは本堂のライトアップ。幻想的な空間が広がり、明るく灯ったり淡くなったりと光のグラデーションで表情がかわるような演出がされていました。
そして、明るい光に照らされてキラキラと輝くステンドグラスで作られた大きなコスモスがお出迎えしてくれていました。

国宝の五重塔も優しい光に照らされていて、夜の雰囲気とともに普段見ることのできない雰囲気を味わうことができました。

本堂の右側には、遥拝所に繋がる登り道。ここにもライトアップの灯りが続いているので、どんな様子なのか登ってみようと思います。

はたして、急な坂道を登った先は?どうなっているのか?

高台からきれいな夜空と共に、幻の都「恭仁京」 の中心地となった瓶原(みかのはら)の夜景が眼下に広がっていました。ライトアップとともに、1300年前の恭仁京に思いを馳せる素敵な時間を過ごせました。

よみがえる恭仁京イベントの3ヵ寺ライトアップは、歴史的なつながりのある海住山寺で締めくくりとなりました。国宝五重塔や重要文化財などなど、みどころがたくさんある海住山寺にまた足を運んでみたいと思いました。


【海住山寺(かいじゅうせんじ)】
創建は天平7年(735年)聖武天皇が大仏造立平安祈願の為、良弁僧正に命じて建立させ十一面観音菩薩を安置したのが始まりと言われましたが、この寺は保延三年(1137年)に焼失しました。その後、承元二年(1208年)笠置寺にいた解脱上人貞慶がこの観音寺の廃址に移り住み、草庵をいとなんで補陀洛山海住山寺と名づけ中興されました。この後を継いだ慈心上人覚真は先師の遺志をうけていよいよ戒律を厳しくし、寺観の整備に力をつくしました。現存の五重塔(国宝)は、建保2年(1214年)慈心上人によって建てられたもので、心柱が初層で止められている点は建築史上有名です。のち、寺門は大いに栄えて塔頭58ヶ坊をかぞえた時期もありましたが、天正年間には現本堂を中心に整備統一されました。昭和38年(1962) の解体修理にあたり、五重塔初重の軒下に裳階が復元されました。

〇みどころ
■五重塔【国宝】
■ 十一面観音像(本尊)・十一面観音像(奥の院本尊)・四天王像・文殊堂、絹本著色法華曼荼羅図、海住山寺文書(重要文化財)

【アクセス】
JR「加茂駅」より徒歩約50分
または、コミュニティーバス奥畑線・加茂通学線「海住山寺口」下車、徒歩約25分 (平日運行)
お車の場合は、163号線から標識の通りに迂回路を通ります。
集落を抜けると曲がりくねった急な坂道になります。眼下に見える恭仁京の景色が素晴らしいですが山門へ登りきるまでよそ見しないでください。

【海住山寺HP】 http://www.kaijyusenji.jp/