2021年2月10日月曜日に収録しました「よみがえる恭仁京」の神童寺ライトアップの様子を特別配信でお届けいたします。


静けさの中、境内は幻想的なライトアップの光に包まれていました。
なんと、本堂の金を鳴らすと周りの樹々も照らされて桜をイメージした色に変化する特別な演出がされていました。

本堂の左手に収蔵庫へとつながるわき道があり、役行者(えんのぎょうじゃ)の石像も特別にライトアップされています。
修行中の役行者が神童の助けを受けて、本尊の蔵王権現を造られたとされています。

収蔵庫までの登り道もライトアップがされていて、高台から見える星空と風景もとってもきれいでした。


神童子 茆原住職インタビュー

小  林 > 茆原(ちはら)住職よろしくお願いします。
茆原住職 > こちらこそよろしくお願いいたします。

小  林 > 神童寺の本堂に安置されている仏像はどのような仏様なんですか?
茆原住職 > こちらの神童寺の本堂には5体の仏様がお祀りされています。その中でも一番大きな仏様は、像高が約3メートルぐらいあります。
小  林 > 3メートルですか!
茆原住職 > その仏様は修験道の開祖を目指す、役行者(えんのぎょうじゃ)。役行者が最初に感得されました蔵王権現を本尊に奉っております。

小  林 > 蔵王権現ですか!どのような歴史があるのでしょうか?
茆原住職 > 蔵王権現の起源でございますが、白鳳4年(648年)修験道の開祖、役行者がこの地に修行に来られまして、蔵王権現を自ら刻まれて蔵王堂を起こしました。
小  林 > 648年ということは飛鳥時代ですね。
茆原住職 > そうですね。
小  林 > すごい長い歴史があるのですね。
茆原住職 > はい、そうですね。蔵王権現は治承4年に平家により焼失されまして、今現在の蔵王権現は応永13年、これも1406年に本堂が再建した当時と同じ蔵王権現でございます。

小  林 > 神童寺には他にも重要物がたくさんあるとお伺いしたんですけれども。
茆原住職 > はい、本堂以外に上の方に収蔵庫があり、収蔵庫の中にも約13体の仏様が安置されてます。
小  林 > 13体もあるのですね。
茆原住職 >  はいそうですね。

小  林 > どのような重要文化財なのでしょうか?
茆原住職 > お寺の建造物では本堂が重要文化財となり、また収蔵庫に安置しております平安時代の仏様が、日光菩薩、月光菩薩、天弓愛染明王、毘沙門天から阿弥陀如来。それから、浪切白不動明王、6体が国の重要文化財に指定されています。その他にも伎楽面、これは康慶さんの史作でございまして、康慶さん作の伎楽面というのは2体しかございません。
茆原住職 > こちらの伎楽面は、今現在、奈良国立博物館の方に寄託しまして今現在こちらの方にございません。その他にも棟札3枚、鬼瓦2鬼が重要文化財に指定されております。
小  林 > そうなんですね。たくさんあるんですね。
茆原住職 > そうですね。

小  林 > ぜひ多くの方にきていただきたいですね!
茆原住職 > はい、これだけの仏様がございますので、是非ともお越しいただきますよう、お願い申し上げます。
茆原住職 > また神童寺には4月初めぐらい来られますと、桜と同時にミツバツツジが満開になります。それもよいとおもいますので、どうぞまたよろしくお願いします。
小  林 > 私もぜひ春の桜の時期に来たいと思います!
茆原住職 > よろしくどうぞおねがいします。

小  林 > ありがとうございました。
茆原住職 > ありがとうございました。


【神童寺(じんどうじ)】
木津川市山城町神童子不晴谷112
TEL: 0774-86-2161

○本堂及び仏像の多くが重要文化財です。
本尊 蔵王権現像・役行者像および前鬼・後鬼像・鬼瓦(重文)・修理棟札(重文)・不動明王(重文)・阿弥陀如来像(重文)・愛染明王(重文)・毘沙門天像(重文)・日光菩薩像(重文)・月光菩薩像(重文)

○花情報
桜とミツバツツジ(4月)及び黄と赤のモミジ

棚倉駅からは徒歩40分(茶畑の風景を楽しみつつ歩きます)春4月、鐘楼の脇の山上から眺める桜とミツバツツジはみごとです!

【アクセス】
JR「棚倉駅」より徒歩約40分
またはコミュニティーバスの場合、木津駅方面より山城線「やすらぎ苑」にて神童子線に乗り換え(降車時乗継券をもらってください)神童子線は電話による1時間前までの事前予約が必要です。詳しくは利用案内をご覧ください。(予約番号:東洋タクシー(株)0774-86-2212)

【神童寺のご案内/木津川市観光ガイド】http://www.0774.or.jp/temple/jindoji.html